親孝行のできる社員を育てる


社会人として初めての給料を手にしたとき、プレゼント等で親に対する感謝の気持ちを表そうとする人もいるでしょう。

これも親孝行の一つといえますが、その気持ちを常に持ち続けることは、なかなか難しいものです。

今、社員教育の一環として「親孝行のできる社員を育てよう」という点を掲げ、

実際に「親孝行手当」を支給する企業もあるといいます。

たとえ花一輪でもプレゼントすることを通して、親に対する感謝の気持ちや、

それを実行に移す心を持った人は、 お客様や仕入先の要望などにも温かく対応できるということでしょう。

企業が顧客に満足を得てもらうには、社員一人ひとりがよりよい人間性を備えてい ることが大切です。

企業としても、あらためて親孝行の価値について認識する必要が あるのではないでしょうか。


出典:ニューモラル 心を育てる言葉 366日