一番愛のこもったやり方


スイスの思想家カール・ヒルティは、次のように言っています。

「ある問題を解決しようとするとき、どうしたら最も賢明な策であるかを問うかわりに、

どうしたら最も愛のこもったやり方になるかを問うのが良策である」

(「希望と幸福ーヒルティの言葉」秋山英夫訳編・社会思想社)と。

人生には問題がつきものです。

焦ったり、悩んだり、苦しんだりすることもあるでしょう。

そうなる前に、あるいはその最中でも、どうしたら一番愛のこもったやり方になるかを、

諦めずに考えてみてはいかがでしょうか。

そうすれば、きっとよい知恵が得られるばかりでなく、

自分自身も人間的に大きく成長していくことができるでしょう。


出典:働く人の心を磨くモラルBIZ 第43号