心を向けてよくよく見る


人は誰もが、よいところを持っていますが、それが表に出ず気がつきにくいこともあるでしょう。そのようなときは、想像力や直感的な認識力を働かせることによって見えてくるものです。ですから「心を向けて、よくよく見ること」が大切です。

相手のよいところ、尊敬できるところを見つけようと意識することで、相手の長所に気づきやすくなります。また、こうした努力は、相手を尊重する心の表れでもあります。このような努力を積み重ねることで、自分がいきいきとしてくるのではないでしょうか。 「自分がどう見られるか」などという損得勘定は抜きにして、しっかりと心を向けて、相手の長所を見つめたいものです。


出典:働く人の心を磨くモラルBIZ 第40号