モラル
大人の「モノサシ」で測らないこと
教育で大切なことは、子どもの素質や可能性を伸ばし、育てていくことです。そのためには、子どもにみずからやる気を起こさせることです。強制や強要の教育ではなく、自発性を育てるしつけや教育が大切になってくるのです。
親は、子ども自身の伸びようとする芽を大切にしたいものです。親から見て不満足であっても、決して大人の「モノサシ」で子どもを測るようなことをしたり、子どもの未熟さや欠点の面だけを見て神経質になったりしないで、子どもを正しく理解すべきでしょう。また、愛情は、ややもすると「溺愛」や 「ネコかわいがり」という形にもなりがちです。子どもの世話をやきすぎたりしないように気をつけたいものです。
出典:ニューモラル 心を育てる言葉一日一話