日々の小さな心づかいから「カイゼン」を


絶えずはたらき続ける私たちの心は、簡単にいうと「自分のことを考えている」 「人のことを考えている」「何も考えていない」という、三つの状態に分けられます。
自分自身の心づかいを省みると、夫婦や親子などの身近な人間関係の中でも真っ先 に自分の都合を考え、自分の思いを優先させてしまっていることはないでしょうか。 もし、そうした心の傾向に気づいたなら、「相手に合わせる」「相手を受け入れる」といったことを心がけていきましょう。人の幸せを願える心になったとき、「自分」に とらわれることで心に生まれた悩みや苦しみはいつしか薄れ、晴れやかな気持ちに なっていきます。
日々の小さな心づかいから「カイゼン」を始めて、人生をよりよいものにしていきましょう。


出典:ニューモラル 心を育てる言葉 366