好意が受け入れられなかった とき


思い切って席を譲っても、好意を受け入れてもらえなかったとき、一瞬バツの悪い思いをすることがあります。

そんなときには「せっかく思い切って立ったのに、 人の好意を無視する失礼な人だ」などと余計なことを考えたり、好意が受け入れられなかったことにガッカリする必要はありません。「そうですか」と素直に座り直せばいいのです。

大切なことは、人に席を譲りたい、と思ったこと、つまり、心づかいです。結果は、相手がその必要を感じていなかったというだけのことで、他人の目や自分の心のわだかまりなど、あれこれ考える必要はありません。よい心づかいと実行は、勇気を持って続けましょう。


出典:ニューモラル-心を育てる一日一話