思いやりの“かけはし”


家庭は、子どもの命と心を大切にはぐくむ場所です。子どもの心に思いやりの心を育てるためには、親がその見本を示していくことが必要です。父親が母親に、「毎日の家事、ご苦労さん」というねぎらいの言葉をかける姿、母親が父親に「毎日、お仕事ご苦労さま」といたわる姿、その両親の姿を見て、子どもたちの心にも思いやりの心が育つのでしょう。

夫婦、親子の間に、思いやりの“かけはし”がで きれば、幸せな家庭へと一歩近づいたといえるのではないでしょうか。そして、そんな家庭から、子どもたちは社会へと大きく羽ばたいていき、よりよい明るい社会を築いていくのです。

(二一六号)


出典:ニューモラル-心を育てる一日一話