人は生き方を変えることができる


百歳を越えた今もなお、活躍を続ける聖路加国際病院理事長の日野原重明氏は、次のように述べています。

「鳥は飛び方を変えることはできないし、カンガルーは跳ね方を変えることはできません。しかし、私たち人間は、どの時期においても、変えようと思えば生き方を変えることができます」(『「生き方上手」の秘訣』モラロジー研究所)

私たちの人生は、自分ではなんでもないと思えるような日々の小さな行いと、目には見えない心づかいの積み重ねによって形づくられています。こうした「小さな行いと心づかい」を変えていくことこそが、「生き方」を変えることにつながっていくのでしょう。私たちの心は、日々プラスにもマイナスにもはたらきます。毎日の生活の中で、心の生活習慣を少しでもよりよい方向へ改善していきたいものです。

(四一八号)


出典:ニューモラル-心を育てる言葉366日