アドバイスには責任がともなう


人に対して、何かにつけて意見を言いたがる人がいます。例えば 相手の服装であるとか、食べ物や家の装飾の趣味だとか、持ち物などについて、なんだかんだと忠告をしようとするのです。

それはそれで親切心の表れともとれるでしょう。しかし多くの場合、独りよがりの意見や忠告は「余計なお世話」になってしまうも のです。「いいところを見せたい」とか「自分のセンスのよさを知らしめたい」という自己顕示欲が、その人の動機になっているからでしょう。相手に感謝されるどころか、むしろ人間関係を険悪にしてしまう可能性すらあります。

そうやって口を出したがる人に限って、自分の言動に何ら責任をとろうとしないものです。服装くらいはたいした迷惑にならないかもしれませんが、仕事や家族関係等に関して無責任なアドバイスをすると、取り返しがつかないことになりかねません。

無責任なアドバイスは、そもそもするべきではありません。アドバイスをする限りは、最後までその言動の責任を取る覚悟を決めなければなりません。

助言する際には、一言一言、慎重に言葉を選びましょう。真に相手の幸せを祈りつつ行う責任ある言動なら、必ずや相手にとってプラスになるはずです。


出典:「三方よし」の人間学