美しい言葉を使っていますか?


家庭の中で、日ごろ親は子供に対して何を語り、どのような態度で接し、どのような後ろ姿を見せているでしょうか。

「ありがとう」「大好き」「うれしい」「きれいね」「ごめんなさい」……こうした言葉を聞くと、心にふわっとした温かなぬくもりを感じます。言葉は、私たちの心を出す鏡です。美しい心からは、美しい言葉が生まれます。同時に「美しい言葉が美い心を育てていく」とも言えないでしょうか。自分自身の心を育てるためにも、美しい言葉を積極的に使っていきたいものです。

家庭内でこうした言葉がいつも飛び交うようになれば、どんなにすばらしいことでしょうか。子供の美しい言葉、思いやりの心を引き出すのは、親自身の美しい言葉であり、温かな思いやりの心なのです。

(平成十九年春のニューモラルキャンペーン特別号)


出典:ニューモラル-心を育てる言葉366日