どの子もやる気を持っている


子どもはだれでも、その子なりに意欲・やる気を持って生まれてきたのです。

その子なりに、というのは、本来、性格的に活発な子どももいれば、

静かでおとなしい子、のんびり、おっとりした子もいるということです。

静かな子、のんびりした子は、性格的なものであって、やる気がある、ないには関係ありません。

ただ、外から見て、やる気が目立ちにくいということにすぎません。

静かな子やのんびりした子を、「やる気のない子」「グズでダメな子」と否定的に見る見方を改めたいものです。

「本来、どの子もやる気を持っている」ことを信じて、一人ひとりの性格・個性までを思いやり、

受け入れる態度を持つことが肝要なのではないでしょうか。


出典:ニューモラル 心を育てる言葉一日一話