親と子をつなぐ”心のパイプ”


私たちはだれもが「子であり、親である(親になる)」存在です。

自分の親も「子であり、親になった」し、その親もしかり、また自分の子も孫も「子であり、親になる」存在です。

ですから親と子をつなぐ“心のパイプ”は、いつの時代も、過去からの無数の流れを受け、

無数の未来へとつながっていく中継点ともいえましょう。

現代に生きる私たち一人ひとりも決して例外ではありません。

現代に生かされている私たちは、まず何よりも親・祖先に感謝し、その恩に報いる心づかいと行いによって、

ともすると“利己心”によって断ち切れてしまいそうな親と子の心のパイプを通していくことが必要なのではないでしょうか。

それが子に対する親の思いやり、ということがいえるでしょう。


出典:ニューモラル 心を育てる言葉一日一話