プラス発想


「ロボット博士」の異名を持ち、発想法に関する著書も多い森政弘氏は、

「何かが起こっても、損した、しまったと思わず、それを何とか生かした考え方をすると、とにかく頭にこない。

それが一番失敗をミニマム(最小限)にする方法になる。

むしろ新しい発見もできるし、それがかえって、大局的には能率がいいことになる」

(『かたくて、やわらかい頭』実業之日本社)と述べています。

人は物事が自分の思う通りにいかないとき、諦めてしまうことがしばしばあります。

また、少しの失敗で落ち込んでしまうこともあります。

しかし、このような発想でマイナスをプラスに転換し、粘り強く取り組んでいけば、

道が開けてくるのではないでしょうか。


出典:働く人の心を磨くモラルBIZ 第43号