信頼が信頼を生む


「任せる」「任される」、この関係が成り立っていくためには、お互いの信頼と、「育てる」「育てられる」という意識が最も重要です。

そのためには、まず任せる側が相手の長所を見抜いて、相手を信頼するべきでしょう。

そうすれば任される側もその信頼と期待にこたえ、相手に安心してもらえるよう努力しようという気持ちが引き出されてくるのです。

同じように仕事を任されたとしても、任す側が任せる相手を信頼しているのとしていないのとでは、結果において大きな差が生じてしまいます。

なぜならば、表面ではいかにも相手を信頼しているかのように見せかけて、実は腹の中では少しも信頼していないという場合、相手の人には間違いなく、すぐに分かるからです。

信頼が信頼を生むのです。


出典:ニューモラル 心を育てる言葉一日一話