聴き上手


相手の立場を考え共鳴することは、野球にたとえると、相手のボールを自分の「心のグローブ」でキャッチするということでしょう。どんなボールでも、まずしっかりと受けとめることです。心のキャッチボールのポイントは、まず何よりも受け上手、すなわち「聴き上手」であるということでしょう。

“聴く”というのは、“聞く”とは少し意味合いが違います。“聞く”は音声を耳に感じるとか、ただ聞こえるという意味です。一方、“聴く”は、受け入れる、待つ気持ちで注意して聞くということで、「ゆるす」「したがう」という意味もあります。つまり“聴く”は、相手の立場に立って、相手の心をしっかり受けとめるということ


出典:ニューモラル-心を育てる一日一話