親孝行ができる幸せ
私の母は、私が結婚する前から、半身不随だった。家では、
左手も動かないので、家事も出来ない。私が結婚してからは、
今まで一切家事をしたことのない父だったので、
私は、父母の栄養面を心配して、一週間に一日、実家に帰り、
それは娘が生まれてからも続けていた。
父が入院した時は、母を介護する人がいないので、
その時は、私も娘を連れて実家に戻り、
ある時、娘が、困っている車椅子の人に手を貸したり、
「体の不自由な人に、
娘にとって、生まれた時から半身不随の祖母がいて、
母の介護をすることによって、成長した父。
母の介護をする私を見て、
そして、別れる時に必ず「ありがとう。」という母。
介護という親孝行が出来る幸せを感じている私である。
(福岡県・M.K/女性)