実家の父が病気になり、車で1時間以上かけて迎えに行き、それから40分ほどかかる病院へ連れて行き、診察が終わるとまた連れて帰り、私の家と帰ってくる。2週間に1度位のサイクルで、こんな生活を半年ぐらい続けていました。
病状が重くなり、迎えに行っても立てなくて、病院へ行けない日があり、母が父のことを怒りました。「せっかく遠くから来てくれているのに、しゃんとしんさい!!」と泣きながら、母は私に「ごめんごめん、来てくれたのに、お父さんがちゃんとせんから。」母は父の心配と、私の思いで、涙を流しました。私は「大丈夫お父さんがしんどいなら薬だけもらうようにするから。」立てない状態の父に「しゃんとしんさい」と言わなければいけない母の気持ちと、私に「ごめん」を言わなければいけない気持ち、全くそんな事は無いのに、ずっとそばにいた母の介護はとても頭が下がる思いです。父の病気でまた親しく協力し合えたと思いました。
(広島県・E.H/女性)
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