母の介護


介護福祉士をしており、自分の両親は夜勤もあり、危篤の時にお別れして勤務につきました。
申し訳なさもありますが、分かってもらえるとも思っております。母は、特に自宅でヘルパーさんにとても良くして頂き、感謝しております。今は自分を健康に生んでくれた親のおかげで、生活のためもあり、介護の使途事が出来てるんだと思っております。
利用者の方々もいろいろな人生を歩んでいらして、人生の最終の場で私とめぐりあってくださり、ご縁も感じながら、優しく自分も年を重ねてご老人の気持ちに少しでも寄り添えると思い、接しております。親へは素直に出せなかったやさしさを他人の方ですが接している事で親への償いに変へさせてもらっているのかもしれません。
今回コロナで面会できない、ご家族や利用者の辛さも感じておりますし、ある方が人間のおごりで立振りがこんなことになったんだとおっしゃり、その言葉も考えさせられました。


(東京都・K.T/女性)