【感謝と笑顔とポジティブに自分の事は自分でやる】


父達(舅、姑)が元気な時に、友人たちが「いくらやっても後悔ばかりだよ。」と、嘆いていました。だったら、生きている時から、親孝行しようと思いましたが、なかなか思うようにいきません。介護でも実際にその立場になると、自分の家族の事もあるし、父、母だから、こちらが甘えてしまい、すぐに口喧嘩をしてしまいます。姑、舅の方が、「ありがとうね。大変だね。」と、声をかけてくれ嬉しくなりました。4人を介護してわかったことは、〇介護している人にお金を支払うこと。〇お金を支払わなかったら、介護をすること。〇手を出さない人(介護できない人)は、口も出さないで、金を出すこと。〇両親だけでなく、夫、妻、子、を介護することもあるので、みんなで誰かが介護状態になった場合は、どうしたら良いか話し合うこと。です。 お金の事は、ヘルパーなどを雇うと思ったら、支払わなくてはいけないので、兄弟でも見てくれる人には支払うべきと思います。「親を見るのにお金をもらうのかね。」と言われて、腹が立ちましたが看たことがない人は何とでも言えると思いました。自分の家族を見ながらの実家の母たちを見るのは時間やお金は使います。私の場合は、舅をみとったり、姑と同居していたので、夫から実家に行っても文句を言われないのが助かりました。だから、自分の家庭の事もおろそかに出来ないと思い、頑張ってきました。でも、兄弟などからは、いろいろな文句も言われ危うく親戚付き合いをやめようと思ったこともありましたが、「おかぁが、頑張っていることを俺たちがわかっていればいいさ。」と、長男の一言で、『わからない奴はそのまま、誉めれなくとも自分に正直にやれば良い。』と、何でもポジュテブに考え頑張りました。
介護される側になってきた私は、【感謝と笑顔とポジティブに自分の事は自分でやる】をモットーに頑張っていこうと思っています。


(宮崎県・K.S/女性)