感じる心・気づく心


親が自分のことをそのまま受容し、尊重し、育て ようとするとき、子どもは、どのような生き方をするでしょうか。温かい気持ちで自分を育てようとし てくれている親の気持ちに気づけば、子どもは、親 に対して信頼感を築くことになります。さらに子どもは親の大きな恩を常に感じながら、生きていくのではないでしょうか。そして、かけがえのない自分の命を大切にし、親の信頼にこたえようと自分の能 力をよりよく伸ばしていこうとする気持ちを持つに 違いありません。それはまた、何よりも人とのふれあいやつながりを大切にし、他者を尊重しながら、「感謝の気持ちで生きていくことにつながるでしょう。 「感じる心・気づく心」は、そのための大切な道筋 といえるのです。


出典:ニューモラル 心を育てる言葉 一日一話