曾孫娘のパラパラ写真介護


昨年庭の花の手入れ中ぬうっかりの転倒で、両足を複雑骨折してしまった高齢の母。
四ヶ月余の完全介護入院だったが、家族としては面会で言葉と笑顔を掛けてあげることぐらいしかできない。
そこで、母が一番気に掛けている4歳の曾孫娘の「ひいばあば、はやくげんきになってね」という言葉を一文字ごとにアナログに写真を撮りいつでも母が自分で見られるように、パラパラ写真冊を作ってあげた。
全部で10バージョンを作成したが、どれもとても喜んでもらえた。
写真から声は出ないけれど、唇の動きを読むことで気持ちは伝わり、心の介護になったと思う。
体の固定棒を我慢しリハビリを頑張る力は、アナログのパラパラ写真の曾孫娘の励ましが何より支えていたに違いない!
現在は、すっかりと回復し元気に庭の手入れしている!!


(愛知県・S.I/60代・男性)