一日一日を丁寧に生きる


一日一日を丁寧に生きる―。
とても難しいことのように感じてしまいます。
少し見方を変えて、いつも見過ごしているような些細なこと、それでいて、温かく、優しい心づかいを、毎日少しでもよいから暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょう。
たとえば、夕食の食膳に向かって「また、いつものおかずか」と不平不満に思うのも、「いつも、ありがたい」と妻の努力に感謝するのも、同じ心のはたらきなのです。

私たちは、日々、心をはたらかせて生きています。
毎日の生活は平凡なようですが、その中でも私たちの心は、日々、同じではありません。
「今」の自分の心が今日一日をつくり、その積み重ねが人生となるのです。


出典:ニューモラル-心を育てる一日一話