親が変われば子も変わる


親が子どもに対して一方的に命令したり、威嚇的な言動をとるだけなら、親子の望ましい信頼関係は生まれないでしょう。親が子どもの意見に共感し、子どもの気持ちを理解しようと努めることによって、 子どもも自分の心を開いていきます。そして子どもが、「自分は親から理解されている」と気づいたとき、親と子の深い信頼関係が築かれていきます。
愛育病院名誉院長の内藤寿七郎氏は、「子どもを 責める前に、親の態度や家庭内に問題はないかを反省する必要があります。思いあたる節があれば、なによりも先に親自身が変わっていかなければなりません。親が変われば、子どもも必ず変わってきます」 (『やさしい子どもに育てたい』モラロジー研究所)と述べています。


出典:ニューモラル 心を育てる言葉一日一話