よりよく生きる


悲しみや苦しみに直面したとき、また、生きることのはかなさを感じたとき、それらをどのようにとらえていくのかによって、人生は変わっていきます。どんな人の人生にも、どんな苦しみや悲しみにも必ず「意味」があります。この「意味」を、よりよく見いだしていく心の作業は、「よりよく生きる」ということにもなるのではないでしょうか。

人生は、平凡に感じる日々の積み重ねともいえます。でも、その毎日の生活の中に思わぬ発見があります。悲しみや苦しみに対する自分のとらえ方、見方を変えてみることで、今までさほど感じなかったことの中にも、キラリと輝く「宝もの」を見いだすことができます。そのような可能性をひめた人生は“すばらしい”と思いませんか。


出典:ニューモラル 心を育てる一日一話