思いやりの実行は家庭から


家庭で、思いやりの実行をするということはなかなか難しいものです。

それは、家族は身近なだけに「照れくさい」とか「いまさら」といった気持ちが先に立つからでしょう。

しかし、思いやりの実行を身につけるには、まず家族の間で、小さなことであっても続けていくことが大切なことです。

家庭は人間関係の基本を学ぶ場所ですから、家庭生活の中で思いやりの実行を積み重ね、それが習慣になり身についた人は、

家庭を離れて一歩社会に出ても、知らず知らずのうちに周囲の人たちに感化をおよぼしていくことになるでしょう。

相手の立場に立った思いやりの実行は、周囲の人に温かな思いを与え、円満な人間関係を築いていきます。


出典:ニューモラル 心を育てる言葉一日一話