同じ目の高さで話す


私たちは、自分の年齢とともに、知らず知らずのうちに物を見る目の高さが変わってしまっていることに、気づかないことが多いようです。親にも子ど もの時代がありました。ですから、子どもの気持ち が分かるはずなのに、実際には分かっていないよう です。それは、子どもの目の高さより高い所から見 おろしているからだ、と指摘する人もいます。
賢明な親は、子どもに何かを言い聞かせるときには、膝を折って子どもと同じ目の高さになり、目を見つめて話をするといいます。すると、子どもの気 持ちがよく分かり、話し方も優しくなって、子どもも納得するということです。子育てでも相手の立場 を考えて、理解しようとすることが大切です。


出典:ニューモラル-心を育てる一日一話