惜しみない思いやりの日々を


私たちの幸せは、自分が愛しているものの数、または自分を愛してくれるものの数によって決まるといわれます。惜しみない愛を分け与えれば、それだけ自分が幸せになるのではないでしょうか。

つまり、幸せは、一生を通じてどれだけ多くの思いやりを、周りの人たちに与えたかどうかによって決まるといえるでしょう。他人や社会に無関心で、自分や自分に関係する人だけの物の豊かさを求めているようでは、愛を与える幸福感はとても味わえないでしょう。

そして、今日も人のお役に立つことができたという喜びを感じる人が、一人でも多く増えていくことこそ、人に優しい豊かな社会”を築く原動力となるのです。

(二五八号)


出典:ニューモラル-心を育てる一日一話