君と。


夢を見た。
蘇生叶わず、病院のベッドで男が横たわっている。男は…僕だ。
魂となった僕は、僕を見つめていた。
君は病院へ駆けつけてきた。
魂となった僕の姿は見えていない。
横たわる僕の側で
「置いていかないで」と泣き叫んでいた。
目が覚めた。
君ともっと話しをしよう。抱き合おう。
もっと君と。
そう思ったんだ。


(東京都・hide様/40代・男性)