今更ながら頭が下がる思いです、お母さん


「あら、生まれたてのあなたは前髪があんまり生えてないのね。」
「せっかく作った離乳食、ちっとも食べてくれないのね。手間暇かけて作ってるのに。」
「なかなか言葉が増えないわねえ、少し心配だわ。」
「手を離すとまるで鉄砲玉のように走って行ってしまうんだから!」
息子が生まれてからの忙しない、楽しい、時に不安な、愛しい毎日。
ふと気がつくと口にしているのは、あなたがよく聞かせてくれた幼い頃の私のエピソードにそっくり。
あなたがどんな気持ちで私を育ててくれたのか、どれほど慈しんでくれたのか、それを追体験しているよ。
今更ながら頭が下がる思いです、お母さん。
今はすっかり「ばあば」ですけどね!


(埼玉県・A.A/40代・女性)