こんな私を支えてくれて、いつもありがとうね。


私は現在、働いていない。
母の年金と私の障害者年金で節約しながら暮らしている。人間、明日の命もわからない。交通事故や病気、災害などで急に死んでしまうこともある。必ずしも老人から先に亡くなるわけではない。
母は六十五歳。愛犬ナナちゃんは十四歳。私は四十一歳で毎日、ただひたすら、書いては応募している。申し訳ない。四十歳までは働いていたのだが、四十一歳の誕生日から自伝を書いたのをきっかけに「書く」楽しさを知った。
初めての生きがいができた。
結婚もせず、四十一歳。無職。お母さん、こんな私を支えてくれて、いつもありがとうね。


( 愛知県・S.Y/40代・女性)