無口な父のエール


大学も残すところ一年。保育士になる!といきなり宣言した娘。
学ぶ教育科の研修先こども園で体験した保育現場に(これだ!)と感動を覚えたらしい。
保育士検定に全精力を注ぐ姿に一切迷いはない。
四人兄弟の末っ子で甘やかせてしまったのに、いま彼女はわが道を切り開こうとしている。
結果はどうあれ{さすが私の娘だ!}と誇りに思う。頑張れよ。
夢の実現に遅い早いはないからな。
黙ってエールを送る父の人生もそうだったんだ!


(兵庫県・T.S様/60代・男性)