家族の絆につながる!ルーツを調べる情報源


遺産相続でトラブルを起こさないためには、家族の絆を深めることが大切です。

そして、その絆を深めるためには「ルーツ」を知ることが必要です。

でも、そのルーツを知るための情報源はどこにあるのでしょう?

なんだかとても難しく、時間がかかることだと思われがちですが、実はとても身近なところにルーツを知る情報源は隠れています。

いったいどんなものからルーツを知ることができるのか?

今回は、ルーツを調べる情報源をご紹介します。

名字から

親族であることを表す最もわかりやすい情報源といえば「名字」。名字は地名との関わりが強く、地域によってこの苗字が多いなど、発祥地を探る大きなカギです。他にも、職業や役職に由来するなど、名字にはルーツを知るための情報が含まれています。「佐藤」「鈴木」など、比較的に人口が多い名字は、書籍やインターネットなどで調べることも可能です。

家紋から

先祖代々受け継がれているもののひとつに「家紋」があります。家紋は、古くから家系や家柄、地位を表すために用いられてきた紋章であり、家の「標識」です。なので、ここにはルーツを知るヒントが隠されています。昔は、家の瓦や風呂敷に家紋を入れていましたが、現在はそれらを確認するのは難しいです。しかし、家紋はお墓に刻まれていることが多く、また既婚女性は、母親から譲り受けた家紋入りの留袖を持っている人も少なくないので、確認してみましょう。

お墓から

墓石には、先祖の名前や生年月日、死亡時の年齢が刻まれているため、ルーツを知る手がかりになります。お墓参りのときに確認してみましょう。

過去帳から

先祖の命日や戒名(法号)などが記載されている過去帳もルーツを知る情報源になります。一般的には、先祖のお墓があるお寺や本家が保存しています。

このように、ルーツを知りたいときには、様々な情報源があります。自分が1番早く、簡単にできるものから順番に確認してみるのがおすすめです。ルーツを知ることは、先祖を知り、家族の絆につながります。そしてそれが、遺産相続でトラブルを引き起こさない対策にもつながります。


出典:株式会社夢相続