家族の絆が深まる!ルーツを調べる方法
遺産相続問題などで家族や兄弟とはもちろんのこと、親戚との関係も悪化させないためには家族の絆を深めることが大切です。けれど、絆を深めることは簡単なことではありません。
そこで重要なのが、「先祖のことやルーツを知ること」です。
父母の先には祖父母、さらにまた曾祖父母が存在します。ルーツを知ることは家族の「命のつながり」を知ること。それが、自然と家族の絆へとつながります。
また、何よりも大切なことは先祖を敬い、感謝することだと気付かされます。結果、家族間、親戚間でトラブルを起こす可能性も低くなります。
では実際に、どうやってルーツを調べればいいのでしょう?
今回は、ルーツを調べる方法をご紹介します。
STEP1.大切なのは「ヒヤリング」
まずは、両親や祖父母、親戚に先祖の話しを聞いてみましょう。さらに、昔から住んでいる家であればご近所の人、家族で引っ越してしまっていたら、昔住んでいた町や田舎に足を運び、町の人やご近所の人などに話を聞いてみるのもひとつの手です。今まで興味がなかったり、そんなことを聞いたことがなかったり、会話で出てこなかっただけで、先祖の情報はどんな形でも必ず得ることができます。
STEP2.簡単に入手可能!戸籍謄本・除籍謄本
戸籍は、個人の親族的身分関係を登録しておき、それを証明するものです。ルーツを調べるには、まずは自分の戸籍謄本、次に両親の戸籍謄本、さらに両親の戸籍謄本に記載されている祖父母の戸籍謄本を入手しましょう。祖父母などがすでに亡くなっている場合は除籍謄本になります。親族の戸籍謄本は、親族関係を証明する書類(戸籍謄本)の提示を求められます。戸籍謄本には、ややこしい申請が必要と思われがちですが、役所に出向くか郵送で簡単に取り寄せることができます。
このように、STEP.1とSTEP.2である程度のルーツは調べることができます。また、調べていく中で、両親や祖父母、親戚とのコミュニケーションや会話も増え、「みんなつながっているんだ」という意識が強くなります。それだけでも、ルーツを調べることはとても意味のあることなのです。これを機会にぜひ、調べてみましょう。
出典:株式会社夢相続