父上へ『今も父上の墓前に線香が』


小学校の先生であった父上が、戦争中に、かつての男性教え子に「招集令状」が来ると、送別の言葉に「お母さんのために生きて帰って来い」と言っていた。
父上が亡くなった今も墓前に線香が祀られている。
父上の教育を忘れられない教え子のその子供が参っている。


(兵庫県・K.U様/80代・男性)