祖母へ『青いブドウを食べた疎開児』


75年も前の戦争中に神戸から私の田舎へ来た集団疎開児が、8月にあまりの空腹で前栽のブドウ棚の青いブドウを食べていると、祖母は「子供が飢える戦争をしてはいけない」と言いました。
今はその時に黙って食べた、かつての疎開児女性と「文通」を続けています。


(兵庫県・K.U様/80代・男性)