息子から母へ – 家族をつなぐきずな倶楽部

僕の介護の仕方

kazoku-kizuna-admin — Fri, 07 May 2021 02:00:24 +0000

僕の家族は、両親と妹、弟、それに僕の５人家族でした。そして、現在、弟と僕で、母と妹を介護しなければならない状況にあります。父は、５７歳で、僕が３０歳頃に亡くなりました。現在、それ以外の４人は生きています。母は、９８歳になりました。妹は、脳性小児まひで、母が、９０歳ぐらいまで見てきましたが、今は、特養に入居しています。僕は、故郷を離れ、現在地で妻と娘夫婦、孫とで暮らしています。
それで、直接には弟が、母と妹の介護を行っています。弟は１度結婚しましたが、現在離婚し、ひとりで、母の介護を実家でしてくれています。僕は、弟の指示で、母に会いに行ったり、妹のところに年に１、２度会いに行ったりしています。　もちろん、弟が、母と妹をみてくれてるので、母や父の遺産は、すべて弟に、母と妹のために使ってくれるように、弟に任せています。
だから、介護といっても、僕の場合、母に会いに、月に２回出掛けて行くくらいです。それと、弟から協力を頼まれたらすぐに出かけていきます。
母のところにも、妹のところにも、写真と本を持っていきます。パンやお菓子を買っていっても、常に母の枕元に、美味しいものが置いてあるので、本や写真などの方が、話をするのに話題ができていいです。　母を介護している弟の様子を見ていて、思うこともありますが、弟に任せてあるので弟を信頼して、ほとんど何もいいません。大変だよね、ぐらいです。僕もデイサービスで介護職員として働いているので、高齢者の介護の大変さは十分わかっています。弟に感謝しながら、弟に全面的に協力する形で、母と妹の介護に協力しているというのが僕の介護の仕方です。

（山梨県・M.U／男性）

お父さん！お母さんは元気だよ。見守っていてね。

kazoku-kizuna-admin — Fri, 15 Jan 2021 02:00:27 +0000

介護をしたのはわたしの母です。
末期のガンと闘う父を最期まで誠心誠意　看取った母の介護は壮絶でした。看護師の手を借りることを一切拒否した父は追いくる死への恐怖もあいまって、母にとことんわがままを言い通しました。
そんな父に母は心底　献身的に尽くしました。
亡くなった後、父から母へ走り書きのような手紙がありました。
『おかあさんが作ってくれた煮物がとてもおいしかった。本当にありがとう』と書いてありました。忙しい合間、家に帰って作った煮物の事を思い出して母は泣いていました。わたしも泣きました。
もう辛い‥と弱音を吐いたこともある母でしたが、大変だったことも　笑顔で話せるまでになりました。お父さん！お母さんは元気だよ。見守っていてね。

（東京都・J.Y／女性）

母親

kazoku-kizuna-admin — Mon, 11 Jan 2021 02:00:59 +0000

母親は戦後を生き抜いた、強い女でした。そんな母親も、90歳で脳梗塞になり、半身不随の車椅子生活になりました。それでも、トレーナーがびっくりするほど、リハビリに専念しました。私と妹で、「母さん大丈夫？」と、手を貸そうとすると、「大丈夫だ?」と、僕達の手を振り払います。一人前に扱ってもらえないと怒ります。トレーナーも、朝や夜、１人でリハビリに励む母親を見て、僕達に見守りましょうと。それから、無理に手を貸さない僕達を見て、母親は嬉しそうでした。母親は死ぬまで母親でいたかったと思う

（神奈川県・M.M／女性）

ゆっくりお休み

kazoku-kizuna-admin — Fri, 01 Jan 2021 02:00:09 +0000

お母さん、心配しないで。
息子の僕は、手足が不自由だけど、いつもヘルパーさんが就寝まで見守ってくれているから大丈夫！
今日の疲れをとって、ゆっくりお休み。明日もお母さんのヘルパーさんは来るからね。

（静岡県・M.K／男性）

祖母のクジラ料理と母の洋食

kazoku-kizuna-admin — Fri, 18 Dec 2020 02:00:21 +0000

私は１９５０年、大阪府堺市で生まれました。貧しいながら祖父母、両親、弟、私の６人は今日を生きるために、必死に生活し家族に一体感があり心は満たされていましが、共稼ぎの母に代わって作る祖母の料理には閉口していました。
なかでも当時安かったクジラの肉を小さく刻んで野菜と炊く料理が多くて箸が進まない時もありました。
そんな時は、母が「勇、お前は出されたもんは、文句言わずに美味しく食べんとあかんよ」と諭すので仕方なく食べましたが、気持ちは沈んでいました。
貧しさと祖母を思い出す出来事です。私が祖母の立場と母の言葉の意味を知るのは中学生になってからでした。
こんな生活ですが、月に１回程度、父に臨時収入があった時に、“洋食”と呼んでいた料理が出されました。
母から「勇、今日は洋食にするからな」と学校に行く前に言われると、もう浮き浮きして気もそぞろになります。
さてこの“洋食”とは、メリケン粉（小麦粉）にキャベツと油カスだけが入ったお好み焼きのことで、これに甘いソースを一杯掛けました。口に入れると、ソースがキャベツと良い具合に絡まって何と表現したらよいのか、歯ごたえ良く暖かさと甘さが口の中一杯に広がるのです。
それから５０年、祖父母と父は鬼籍に入りましたが、私達家族は貧乏を脱出し孫の可能性は広がりました。
先日、久しぶりに実家に帰省した時、この“洋食”を作って母に振る舞うと「この洋食美味しいな。この洋食が食べられる幸せに感謝せな罰が当たるよ」と説教されてしまいました。
時間が経過しても話題の尽きない祖母の“クジラ料理”と母の作る“洋食”の思い出です。私は母の口癖である「家族あっての人生だからね。家族が無いといくら金があって美味しいもん、食べても悲しいよ」を心に留めて生活したいと思っています。食べ物の大切さと作ってくれた人への感謝を教えてくれたお婆さん、お母さんありがとうございます。

（大阪府・I.T／60代・男性）

娘たちと母へ

kazoku-kizuna-admin — Mon, 23 Nov 2020 02:00:55 +0000

嫁いだ娘へ
S君の保育所(待機児童 )の件、母さんから聞いた。
入所できるまでの間、我が家で預かろうか？
共働きしなければ、家のローンはしんどいだろう。
お父さんは、定年退職後は毎日が日曜で、時間は十分ある。
昨年からボランティアで園児に絵を教えている。S君も一緒に描かないか？
彼の送迎なら母さんがする。 S君も友達が増えて喜ぶだろう。

親子展
母さんの四十九日の日、絵手紙(母さんが描いた)と、親子展の案内状が刷り上がったので、
仏壇に供えました。母さんが亡くなる前「お手紙の親子展が開けたらいい」と言っいた。
父さんが早世して、独り暮らしが長かった母さんに、三年近く絵手紙を教えていたね。
お母さんが望んでいた親子展を、来月(母さんの誕生日)に開く事を報告します。

婚期を過ぎた娘ヘ
独り暮らしに慣れたたか?
無理して身体を壊さないように自己管理しなさい。
貧乏人は、身体が資本だよ。 M 子の個展(油絵 )、母さんと一緒に観に行く心算だった。が母さん持病(腰痛)が再発したので、父さん一人で行くよ。
今年は、盆に帰省出来そうかな?
母さんが会いたがっている。北海道からの帰省は疲れるかな。飛行機にしなさい。生活費、絵具代、大丈夫か? 苦しくなったら電話しろ。退職金の残りがある。遠慮するなよ。

（愛媛県・T.F／70代・男性）

母さん心絆は元気です

kazoku-kizuna-admin — Fri, 13 Nov 2020 02:00:19 +0000

速いもので母さんが亡くなって三年が経ちます。亡くなる間際まで心配してた孫の心絆 (ここな) 、小学三年生になります。母さんも知っている心絆は生まれたとき、八百グラムに満たない超未熟児したが、今では背の高さでは学年で一、二を競うくらいに成長しています。ただ弱視で眼鏡をかけ、視野も狭いため、学校では特殊学級の「ひまわり組」入っています。先日、校内マラソン大会が行われ見に行きました
心絆はグランドの白線の上を慎重に走っていまた。それを見ていたママも涙を一杯ため「心絆。がんばれ」と応援していました。母さん、心は明るく元気です。幼稚園に通う弟レオも毎朝、通学団の集合場所まで心絆を送り、
迎えは女房か私が学校まで行っています。クラス担任の先生もその日のできごとを私に話してくれますが、何も心配はいらなとと言ってくれています。
母さん、安心していて下さい。私はこれからも家族の幸せと共に生きていきます。空の上から私たちを見守っていて下さい。
敬具

（愛知県・K.W／70代・男性）

お母さん

kazoku-kizuna-admin — Mon, 19 Oct 2020 02:00:48 +0000

「引っ越し先の掃除をする」というのが、墓参りの際の母さん、あなたの決まり文句でした。そんなあなたが、供花を提げたまま、墓参りから帰って来て、「探しても墓がなかった」と言います。認知症の疑いが、私の頭をかすめました。
そんなある日、道で転んだあなたは左腕を骨折。心療内科と外科の通院が始まり、要介護２の判定に、不本意なあなた。昔できたことは今でもできる。助けは要らない。あなたの背中がそう叫びます。でも、料理を始めると、水道は出しっ放し。冷蔵庫の扉は開いたまま。トイレには自分で行けても、ペーパーが一人では切れずに悪戦苦闘します。
次第に無気力になったあなたは、近頃よくうたた寝をします。もう九十歳。仕方がありません。昼間から寝そべるあなたを、私は起こしません。あなたにだって、得意技があるからです。昔のことを正確に覚えているのです。だから私は、話の聞き役を務めようと決めました。あなたのプライドを壊さないために。

（大阪府・H.W／60代・男性）

これからも末長くよろしくお願い申し上げます

kazoku-kizuna-admin — Fri, 02 Oct 2020 05:55:16 +0000

お父さんお母さん今まで育ててきてくれて本当にありがとうございました
そんな潮らしい手紙を送ってはみたものの
今でも欠かさぬ週3の電話
月に1度は顔を見て
お互いの健康を確認し合う
変わらぬ日常に感謝して
一番の贅沢を噛みしめよう
これからも末長くよろしくお願い申し上げます

（岩手県・T.S／30代・女性）

共に精進していこう

kazoku-kizuna-admin — Mon, 17 Aug 2020 02:00:37 +0000

当たり前ではないこのような生活に感謝しているよ。

朝起きると朝ごはんがある、制服が整えてある。これはとても有り難いと感じているよ。当たり前ではないこのような生活に感謝しているよ。たまには親孝行する、供に精進していこう。

（千葉県・H.S／10代・男性）