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「三方よし」の人間学-廣池千九郎の教え105選 – 家族をつなぐきずな倶楽部 http://kazoku-kizuna.jp Mon, 23 Jan 2023 04:03:46 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.25 148687284 すべての人が幸せになる経営 http://kazoku-kizuna.jp/2021/08/13/%e3%81%99%e3%81%b9%e3%81%a6%e3%81%ae%e4%ba%ba%e3%81%8c%e5%b9%b8%e3%81%9b%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e7%b5%8c%e5%96%b6/ http://kazoku-kizuna.jp/2021/08/13/%e3%81%99%e3%81%b9%e3%81%a6%e3%81%ae%e4%ba%ba%e3%81%8c%e5%b9%b8%e3%81%9b%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e7%b5%8c%e5%96%b6/#respond Fri, 13 Aug 2021 02:00:55 +0000 http://kazoku-kizuna.jp/?p=10469 経営者と従業員とは、利害が相反するように思われている面があります。経営者が儲けるために従業員から搾取したり、従業員が悪条件の改善を迫ってストライキやサボタージュを行ったりする労働争議が、その象徴的なものといえるでしょう。
道徳的企業経営を実現するには、そのような状況から脱して、理想的な労使間の協調関係をつくっていかなければなりません。
すなわち、経営者は従業員の幸福を願い、十分な賃金を支払うとともに、従業員の品性を向上させるための道徳教育を行っていくのです。従業員からすれば、やりがいのある仕事をしながら給料を手にし、しかも自己の品性を高める教育をしてもらえることに、感謝と尊敬の念が湧いてくることでしょう。
経営者と従業員がお互いに品性を高め合っていくことで、労使が 一心同体となって働き、安心し、幸福を感じられるようになります。また、従業員が将来独立することがあれば、経営者はその人が立派に一人前にやっていけるように支援します。
経営者も従業員も、そして第三者も、すべての人が幸福になるような経営を志しましょう。途中の困難を乗り越えて、最後の勝利を得るのが道徳的経営というものです。努力の先に、大いなる幸福が訪れるのは間違いありません。


出典:「三方よし」の人間学廣池千九郎の教え105選

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常に資金の余裕を持つ http://kazoku-kizuna.jp/2021/08/02/%e5%b8%b8%e3%81%ab%e8%b3%87%e9%87%91%e3%81%ae%e4%bd%99%e8%a3%95%e3%82%92%e6%8c%81%e3%81%a4/ http://kazoku-kizuna.jp/2021/08/02/%e5%b8%b8%e3%81%ab%e8%b3%87%e9%87%91%e3%81%ae%e4%bd%99%e8%a3%95%e3%82%92%e6%8c%81%e3%81%a4/#respond Mon, 02 Aug 2021 02:00:45 +0000 http://kazoku-kizuna.jp/?p=10428 企業経営においては、「質を重んじ、量を次とし、労を積んで大成する」ことを旨としなければなりません。よい品物を提供し、いたずらに量の拡大を求めず、地道に働き続けることで、その結果として大きく成長していくということです。

ところが現在の資本主義の世の中においては、資本の大半を使っ てたくさんの材料を仕入れ、たくさんの人員を雇い、策を弄して売りまくることで利益を上げようとする経営者が多いのです。そこには人間を尊重した奥ゆかしい心づかいなどありません。たまたま成功することもあるかもしれませんが、多くは長続きせず、いずれ縮小や倒産の憂き目に遭ってしまうのです。

理想の経営を行う際の具体的な手法としては、例えば原材料費など、そのときの生産量に応じて増減する支出の部分を、平素から低く抑えておくようにします。つまり、資金の余裕を常に残しておくのです。人員や設備においても同様のことがいえます。

そうすれば、突発的で深刻な不況に見舞われ、過剰在庫が発生す るような状況でも、従業員の賃金を払い続けることができます。それで数カ月間持ちこたえれば、その間に態勢を立て直せるはずです。従業員を大切にする道徳的な経営を行うには、会社の数字についても鋭い感覚を持たなければいけないということです。


出典:「三方よし」の人間学廣池千九郎の教え105選

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従業員の幸福実現を目指す http://kazoku-kizuna.jp/2021/07/23/%e5%be%93%e6%a5%ad%e5%93%a1%e3%81%ae%e5%b9%b8%e7%a6%8f%e5%ae%9f%e7%8f%be%e3%82%92%e7%9b%ae%e6%8c%87%e3%81%99/ http://kazoku-kizuna.jp/2021/07/23/%e5%be%93%e6%a5%ad%e5%93%a1%e3%81%ae%e5%b9%b8%e7%a6%8f%e5%ae%9f%e7%8f%be%e3%82%92%e7%9b%ae%e6%8c%87%e3%81%99/#respond Fri, 23 Jul 2021 02:00:34 +0000 http://kazoku-kizuna.jp/?p=10377 経営者の主要な仕事とは、ただただ従業員を幸福にしたいという 慈悲心のもと、従業員の品性を完成させるための努力を続けることであるといえます。
そのような経営者のもとで働く従業員は、例えば工場なら、作業の能率改善や製品の品質向上に、全身全霊を込めて取り組むようになるでしょう。
経営者が従業員を愛し、従業員が経営者を敬って努力する関係は、聖人が優れた教えを残し、弟子たちが教えに従って一所懸命に生きていく姿に似ています。この工場においては、経営者と従業員との間に、真の幸福が育まれているといえます。この伝統が続く限 り、誰もが素晴らしい人生をまっとうできるでしょう。
ところが、従業員の幸福よりも事業の拡大・売上げの増大を第一に考える経営者は、一時的に成功することはあっても、最終的には 哀れな末路を迎えることが多いものです。
というのも、事業最優先で、従業員や家族をないがしろにしてきたため、従業員や家族からは愛されていません。年若くて身体が強い間はそれでもやっていけたでしょう。しかし年老いて身体が弱くなり、昔ほど働けなくなったとき、その経営者は周囲の人から大切にされなくなり、わびしい老後を送ることになるのです。

 


出典:「三方よし」の人間学廣池千九郎の教え105選

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道徳的経営のあり方 http://kazoku-kizuna.jp/2021/07/12/%e9%81%93%e5%be%b3%e7%9a%84%e7%b5%8c%e5%96%b6%e3%81%ae%e3%81%82%e3%82%8a%e6%96%b9/ http://kazoku-kizuna.jp/2021/07/12/%e9%81%93%e5%be%b3%e7%9a%84%e7%b5%8c%e5%96%b6%e3%81%ae%e3%81%82%e3%82%8a%e6%96%b9/#respond Mon, 12 Jul 2021 02:00:48 +0000 http://kazoku-kizuna.jp/?p=10335 商売を道徳的に行うということについて、もしかすると商売をしている人の多くは誤解をしているのかもしれません。
例えばある商店経営者は、常に努力し、優れた商品を厳選して仕入れているとしましょう。それに適正な価格をつけ、お客に対して素晴らしい接客を心がけています。もちろん安全にも十分に気をつけています。仕入れ先とも、購入してくれるお客とも現金取引を行い、財務状況を健全に保っていました。
確かに良心的で堅実な経営をしているように見えます。一見すると道徳的な経営のように思われるかもしれません。もちろん真面目に商売に取り組んでいるのは間違いないと思われます。
しかし、右に挙げたような商売上の取り組みも、より大きな利益を上げていくための利己的な手段にすぎないといえるでしょう。これをもって道徳的な経営であるということはできません。 真の道徳的経営とは、よい品を親切に売るだけでは足りません。
慈悲の心を持ち、商売を通じて触れ合う人々に道徳的な生き方を伝え、心を利己心の呪縛から救っていく心構えが必要です。直接それができなくても、そのように活動する人を金銭的に援助するなど、間接的に支援するのも有効です。より多くの人々を聖人の教えに導こうと願い、商売を展開していくのです。


出典:「三方よし」の人間学廣池千九郎の教え105選

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人間が第一、事業は第二 http://kazoku-kizuna.jp/2021/07/02/%e4%ba%ba%e9%96%93%e3%81%8c%e7%ac%ac%e4%b8%80%e3%80%81%e4%ba%8b%e6%a5%ad%e3%81%af%e7%ac%ac%e4%ba%8c/ http://kazoku-kizuna.jp/2021/07/02/%e4%ba%ba%e9%96%93%e3%81%8c%e7%ac%ac%e4%b8%80%e3%80%81%e4%ba%8b%e6%a5%ad%e3%81%af%e7%ac%ac%e4%ba%8c/#respond Fri, 02 Jul 2021 02:00:12 +0000 http://kazoku-kizuna.jp/?p=10273 道徳的な企業経営においては、人間を愛することを第一とし、事業を愛することを第二としなければなりません。
ところが現実には、事業や事物、会社そのものを第一に考えて、 人間、すなわちそこで働く従業員や取引先の方々のことを二番目以 降に考える経営者が少なからずいるようです。 事業こそが何よりも大切だという価値観のもと、劣悪な条件で従 業員を酷使したり、仕入れ先に厳しい要求をするなどして、ただただ自分の利益を追求し続けるのです。
従業員、取引先の人たちも、皆表向きはその経営者に対して頭を下げるかもしれません。しかし、自分たちよりも事業や会社や利益を優先して考える利己的な経営者のことを、誰も心から尊敬していません。ただその人が持っている財力と権力にへつらい、頭を下げているだけなのです。
そのような会社の従業員は、自分のことが第一で、会社のことは 二番目以降に考えるようになります。給料分だけ働こうという意識になり、全力を出し切らなくなるのです。
経営者が道徳的経営に目覚め、品性を高め、人間を愛することが第一で、事業を第二に考えるようになれば、従業員は会社を愛して全力を尽くし、業績も伸びていくことでしょう。

 


出典:「三方よし」の人間学廣池千九郎の教え105選

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自分の力以上の無理をしない http://kazoku-kizuna.jp/2021/06/21/%e8%87%aa%e5%88%86%e3%81%ae%e5%8a%9b%e4%bb%a5%e4%b8%8a%e3%81%ae%e7%84%a1%e7%90%86%e3%82%92%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%84/ http://kazoku-kizuna.jp/2021/06/21/%e8%87%aa%e5%88%86%e3%81%ae%e5%8a%9b%e4%bb%a5%e4%b8%8a%e3%81%ae%e7%84%a1%e7%90%86%e3%82%92%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%84/#respond Mon, 21 Jun 2021 02:00:59 +0000 http://kazoku-kizuna.jp/?p=10235 事業を成功させようと思うのなら、人類の進化の原理に従い、利己心から脱却して、社会の役に立つ仕事を始めるべきです。そうした事業の中から、利益は自然に生まれてくるものです。
まずはよい品物をつくることです。そしてそれにふさわしい価格をつけます。そのうえで商品の美点を顧客に説明し、じっくりと腰 を据えて商売をしていくのです。
無理をして自己資金以上の事業を始めたり、むやみに拡大しようとしてはいけません。売れる当てもないのに約束手形を振り出して商品を大量に仕入れたり、成功するかどうかわからない新規事業のために大きな借金をしたりするのもよくありません。広告宣伝にばかり力を入れたり、やたらと景品をつけて売り出したりするのも感心できません。また投機にも手を出すべきではありません。
とにかく「無理」をしてはいけません。自分の力以上のことをしようとすると、必ずどこかで失敗し、人に迷惑をかけ、自分自身も傷ついてしまいます。そんな商売には慈悲もなく、誠実さもなく、まさしく不道徳な事業といわざるを得ません。) 事業活動は「持久戦」です。一足飛びに伸ばすと、後で必ずしっぺ返しがあります。日々実力を蓄えながら、あくまでも道徳に基づ いた健全な経営に徹していくのです。

 


出典:「三方よし」の人間学廣池千九郎の教え105選

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道徳と経済は一つである http://kazoku-kizuna.jp/2021/06/11/%e9%81%93%e5%be%b3%e3%81%a8%e7%b5%8c%e6%b8%88%e3%81%af%e4%b8%80%e3%81%a4%e3%81%a7%e3%81%82%e3%82%8b/ http://kazoku-kizuna.jp/2021/06/11/%e9%81%93%e5%be%b3%e3%81%a8%e7%b5%8c%e6%b8%88%e3%81%af%e4%b8%80%e3%81%a4%e3%81%a7%e3%81%82%e3%82%8b/#respond Fri, 11 Jun 2021 02:00:43 +0000 http://kazoku-kizuna.jp/?p=10222 人生という言葉は「人間の生活」を意味します。人間の生活とは、「精神生活」と「物質生活」が組み合わさったものです。
精神生活とは人間の心の働きであり、それは道徳的であることが求められます。物質生活とは生活に必要な衣食住を表しており、経済生活あるいは経済活動と言い換えることもできます。
経済活動とは、収入を得るために働くことです。私たちは稼いだ 金銭によって衣食住をまかないます。つまり、「自分が生活してい くため」に経済活動を行っているのです。
これに対して道徳とは、外見的には「他人のため」に何かをすることです。そのため、自分にとって「損なこと」と思う人もいるでしょう。他の誰かがやってくれる分には構わないが、自分が道徳的な行為をして損をしてしまっては嫌だと考えるからです。とはいえ、道徳に反論すると、「不道徳な人間」だと思われます。そのため「道徳は損だからしません」とは誰も言えないわけです。
自分で育てて収穫した野菜を自分で食べるだけなら、単なる生産であって経済活動にはなりません。これを販売し、大勢の人が関わって消費者に届けられたとき、経済活動になります。経済活動において人と人とが関わる限り、道徳を忘れてはいけません。つまり、道徳と経済とは一つであるということです。


出典:「三方よし」の人間学廣池千九郎の教え105選

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完全な経済活動とは何か http://kazoku-kizuna.jp/2021/05/28/%e5%ae%8c%e5%85%a8%e3%81%aa%e7%b5%8c%e6%b8%88%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%81%a8%e3%81%af%e4%bd%95%e3%81%8b/ http://kazoku-kizuna.jp/2021/05/28/%e5%ae%8c%e5%85%a8%e3%81%aa%e7%b5%8c%e6%b8%88%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%81%a8%e3%81%af%e4%bd%95%e3%81%8b/#respond Fri, 28 May 2021 02:00:02 +0000 http://kazoku-kizuna.jp/?p=9938 人間の社会は、経済活動によって成り立っているといってもよい でしょう。生産活動があり、運搬活動があり、販売活動があり、情 報活動があり、種々の商品やサービスが提供され、その対価である 金銭をやり取りすることで人々は生活をしているわけです。

経済活動にはありとあらゆる人々が関わっています。例えば会社 では、トップに経営者が存在します。社員やアルバイトなど会社に 雇用されている人たちがいます。さらに原料や商品の仕入れ先、販 売先(問屋や小売店)、消費者などが存在して、いわゆる事業、商売が成り立っているのです。また、何らかの商品が売れることによっ て、その商品を買っていない人にも影響が及ぶ場合があります。あ る消費者が喜んで購入・使用している商品が、他の人にとっては迷 惑になることもあるからです。
多くの国民が経済活動を行い、人々が納めた税金によって国・行 政が成り立っています。また多国間で大勢の人々が行き来し、貿易 が盛んに行われ、今や世界中の経済活動は網の目のように複雑に絡 み合っているといえるでしょう。
こうした世の中において、世界中すべての人々が利益を獲得し、 調和し、できるだけ犠牲を払わないで済む「完全な経済活動」を 行っていくことが、私たちには求められているのです。


出典:「三方よし」の人間学廣池千九郎の教え105選

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http://kazoku-kizuna.jp/2021/05/28/%e5%ae%8c%e5%85%a8%e3%81%aa%e7%b5%8c%e6%b8%88%e6%b4%bb%e5%8b%95%e3%81%a8%e3%81%af%e4%bd%95%e3%81%8b/feed/ 0 9938
驕らず、悲嘆せず、謙虚に臨む http://kazoku-kizuna.jp/2021/05/17/9929/ http://kazoku-kizuna.jp/2021/05/17/9929/#respond Mon, 17 May 2021 02:00:08 +0000 http://kazoku-kizuna.jp/?p=9929 どんな事業(商売)でも、長く継続している間には、よいときもあれば悪いときもあります。
たまたま関わっている分野の仕事がマスコミで話題になって、 ブームが巻き起こり、急激に売上げが伸びたと仮定しましょう。当然日々忙しくなり、周囲からもてはやされ、お金もたくさん入って きます。店を広げたり、人員を増やしたり、工場を拡張したりする 場合もあるでしょう。そうなると人間という生き物は、だんだん気 が大きくなってきます。金づかいも荒くなります。それがひどくなると、驕り高ぶった心境になっていくものです。
しかし、ブームは長続きしません。やがて売上げは落ち込み、設 備投資をした際の借金の支払いに困ったり、ふくらんだ人件費の支 払いが滞ったりするでしょう。それまで周りでもてはやしていた人は、いつの間にかいなくなってしまいます。少し前まで驕り高ぶっていた気持ちはどこかに吹き飛んで、今度 は暗い顔で悲嘆にくれる日々を送ることになります。
驕り高ぶるのも、悲嘆にくれるのも、いずれも人として醜い姿を さらしているようなものです。事業の調子がよいときも、不景気で 調子が悪いときも、常に道徳心を忘れず、謙虚な気持ちでコツコツ と毎日の業務に臨むべきではないでしょうか。


出典:「三方よし」の人間学廣池千九郎の教え105選

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創業期も守成期も同様に努力する http://kazoku-kizuna.jp/2021/05/03/%e5%89%b5%e6%a5%ad%e6%9c%9f%e3%82%82%e5%ae%88%e6%88%90%e6%9c%9f%e3%82%82%e5%90%8c%e6%a7%98%e3%81%ab%e5%8a%aa%e5%8a%9b%e3%81%99%e3%82%8b/ http://kazoku-kizuna.jp/2021/05/03/%e5%89%b5%e6%a5%ad%e6%9c%9f%e3%82%82%e5%ae%88%e6%88%90%e6%9c%9f%e3%82%82%e5%90%8c%e6%a7%98%e3%81%ab%e5%8a%aa%e5%8a%9b%e3%81%99%e3%82%8b/#respond Mon, 03 May 2021 02:00:27 +0000 http://kazoku-kizuna.jp/?p=9918 創業してから事業を軌道に乗せるまでの間、経営者は相当な努力 をしなければなりません。商品やサービスを充実させ、設備を整 え、技術を磨き、資金繰りに腐心し、従業員の教育に悩み、その他 さまざまな苦労を乗り越えながら経営に取り組みます。また、事業 の成功につながる人間関係をつくるため、各方面の関係者に対して気をつかい、愛情を注いでいくのです。
このように創業期においては、ほとんどの経営者がたいへんな思 いをしながら頑張るわけです。ところがその後、業績が順調に伸びて財力もついてくると、だんだん経営者の気持ちも変化していきます。いわゆる守成期においては、安心感が湧いてきて、創業期のような努力をしなくなってしまうのです。
やがて油断が生じ、高慢になり、直接利益にならない人を軽んじたり、無視したりするようになることもあります。つまり、謙虚さ を失った状態に陥るということです。
成功して財をなした後も、努力して他人に愛情を注ごうとする経 営者もなかにはいます。しかし利己主義が根底にあると、上から見下ろすような嫌味な態度になっている可能性があります。
守成期においても、経営者は努力を止めてはいけません。道徳的 で謙虚な生き方を貫き、心から人を愛し続けるのです。


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