モラル
方法やタイミングも大切

良かれと思って行動を起こすとき、その動機や目的は善意に基づくものといえるでしょう。
ところが、方法が不十分であったがために、思うような結果が得られないことがあります。
例えば、忙しそうな上司や同僚の仕事を手伝おうとするときに、 「これは私の方でやっておきますね」という事前の声かけや、
打ち合わせをせずに着手してしまうと、 相手の意図に反する結果にもなりかねません。
そうなってしまっては、せっかくの善意が台無しになってしまいます。
「思いやりの実践」には、方法やタイミングも重要です。
そこまで思いを巡らせることで、初めて良い結果が得られるのではないでしょうか。
出典:働く人の心を磨くモラルBIZ 第44号