陽転の発想


私たちは他人の欠点が気になって仕方がないときがあります。そんなときは「あの人は周りの人への配慮がすばらしい」などと、相手の長所を考えてみてはいかがでしょうか。

人は誰しも完全ではありません。 誰かが多少の失敗をしても、「大事に至らなくて幸いだった」と考え穏やかに受けとめるようにしてみましょう。そうすることで、温かな気持ちが生まれてくるのではないでしょうか。

マイナスからプラスに、陰性から陽性に心を転換する「陽転の発想」が、心のゆとりや柔軟性を生み出すのです。

その結果、円満な人間関係が生まれ、仕事も生活も楽しくなってくるのではないでしょうか。


出典:働く人の心を磨くモラルBIZ 第40号