日本画を学ぶ人は、初めは先輩が描いた四君子 (梅・蘭・竹・菊のこと。中国の明代、陳継儒が梅蘭竹菊を四君子と呼んだのが始まり)を忠実に写しとることから修業します。「あの人は、あの苦労を乗り切るとき、あんな心づかいをした。私も今、同じような悩みにぶつかっているから、あの人と同じような心づかいをまねてみよう」。
こうして、二度、三度と行っているうちに、いつのまにか、その心づかいが身につき、似合ってくるようになります。形だけが大事なのではなく、本当の心づかいを身につけるために、形をまね、心をまねていくのだという目標さえ失わなかったならば、やがて、そのまねはすばらしい心づかいに発展して、幸せのもとになる豊かな品性がつくられていくことでしょう。
出典:ニューモラル 心を育てる言葉一日一話
誠を尽くすということ
他人と分かち合う心
とにかく始めてみよう
小さな善行を積み重ねる
意なく、必なく、固なく、我なし
意なく必なく固なく我なし
家族の安心は「笑顔」から
一日一日を丁寧に生きる
調和がとれた円満な人
困難を乗り越える力
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