初めから立派な親はいない


かつて子育てをする母親の周りには、祖父母や近所の人など多くの大人がいて、一緒に子供の面倒を見たり相談に乗ったりということが、普通に行われていました。ところが核家族化が進み、地域のつながりが弱まるにつれて、母親が一人で子育てを引き受けることになり、問題を抱え込んで悩んでいるケースもあるようです。

こうした背景から、最近では地域の若い母親に勉強や交流、息抜きの場を提供する「子育て支援サークル」が、各地で活動を展開しています。そこには、子育てを終えた世代の‘‘自分の体験を次の世代に伝えたい”という思いも生きているようです。

初めから立派な親はいないものです。誰もがさまざまなことに悩みながら、子育てをしてきたはずです。子育て中の世代も、そして子育てを終えた世代も、互いに心を開いて語り合ってみませんか。


出典:ニューモラル 心を育てる言葉 366日