同じ目の高さ、心の高さで


「バリア・フリー」(障害者等の生活に不便な障害を 取り除くこと)という言葉に象徴されるように、社会的な設備の面では、障害を持つ人に優しい街づくりが進められています。ボランティア活動も活発に行われ、障害を持つ人と「共に学び、共に育つ」と いう意識が確実に育っています。

「その一方で、障害を持つ人と出会ったとき、「どうしてよいか分からない」「恥ずかしくて声がかけられなかった」という人も多いようです。建物などのバリア・フリーは確実に進んできています。それとともに、私たちの「心のバリア・フリー」も大きく育てていく必要があります。

健常者も障害者も共に同じ目の高さ、心の高さで生きていける豊かな社会を築くことが大切です。

(三六六号)


出典:ニューモラル-心を育てる一日一話